建築談義
2009年の記録

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―――建築談議041(鍋を囲んで談議)の案内―――

月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

山(林業)の抱える問題、職人の技術の継承の問題について学んで、
それらに対する建築士としての取り組みを考えるというテーマを継続
して考えていこうということで、ヨドプレ株式会社の「無垢の木・元気の
家」のモデル棟を見学しました。(10月30日 8名参加)

モデルハウスだけでなく、プレカット工場も丁寧に案内して頂きました。
ヨドプレ鰍フ都出様(桝さんの同級生)に、大変お世話になりました。
見学内容が充実していたので、酒蔵へ移動する時間がなくなってしま
いました。

プレカットの機械のすごさに圧倒されました。一方で、大工の技術を
継承していくことの困難さも実感しました。
長期優良住宅や集成構造材、国産材・県産材についても話する機会
が持て、いろいろと考えるべき所がありました。(山田の感想)

次回は今年最後の建築談議になるので、「鍋を囲んで談議」を企画
しました。『環境の時代と木造住宅』についての話を・・・

また、来年の建築家講演会の講師についての話合いもしたいので、
建築家の候補を考えてきてください。学生有志にも声かけしています。

■建築談議No.041:
「地産地消の木造住宅について その3」
日時:平成21年11月28日(土曜日) 19:00〜
場所:「しょうあん」 (姫路市材木町9)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。
   駐車場は大手門駐車場などを利用してください。
会費:約3,000円(ビールなども用意します。)

◎参考図書1:
『環境の時代と木造住宅』/日本建築士会連合会著/
日経BP社/2,625円

通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。
http://www.nanyodo.co.jp/

先日の見学の感想と上記図書の第1章課題編「木造住宅の7つの課題
  三澤文子(岐阜県森林文化アカデミー教授)」P30〜52の内容を中心に
話したいと考えています。

※ 参加される方は、11月24日までに、必ず山田まで連絡ください。
    担当 山田:katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


―――建築談議040(建築本Are Koreあれこれ)の案内―――

月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

山(林業)の抱える問題、職人の技術の継承の問題について学んで、
それらに対する建築士としての取り組みを考えたいということで、
前回8月24日に、『環境の時代と木造住宅』を読んでの建築談議を
行いました。(参加者:6名) 
本の内容が具体的でわかりやすかったこと、姫路の周辺にも杉・桧が
採れる山林があるこで、いろんな意見が出ました。先日の佐用の川の
氾濫と山(林業)の抱える問題の関連についても、話がでました。
そして、継続してこのテーマで、もっと話をしようということになりました。

今回の建築談議は、引き続き「地産地消の木造住宅について」を
テーマに行います。
桝さんの紹介で、国産無垢の杉材を柱・梁などの構造材に使った
モデル住宅の見学を行い、その後、近くの酒蔵(カフェ)でお茶を
しながらの談議とします。

■建築談議No.040:
「地産地消の木造住宅について その2」
日時:平成21年10月30日(金曜日)

第1部 
ヨドプレ鰍フ無垢の木・元気の家のモデル棟の見学
時間:13:30(現地集合)〜15:00
場所:ヨドプレ株式会社/加西市田原町宮ノ谷3179-3       

今回は、談議で取上げた本の内容(地産地消の家づくり)に近い考え
の下に、実際に活動されている加西市のヨドプレ鰍フ無垢の木・元気
の家のモデル棟の見学を企画しました。
国産無垢の杉材を柱・梁などの構造材に使い、オリジナル金物と
オール6寸角の柱、3mグリットを基に形成された間取など、今回の
本の内容に通じる所の多い建物(モデル棟)を実際に目で見て体で
感じて頂きたいと思います。
実際建築するに当たり、地産地消のコンセプトの基、兵庫県産材を構造材
として使用できなかった理由なども担当の方より教えて頂く予定です。
また、同会社内のプレカット工場の見学も予定していますので、
ぜひ参加していただきたいと思います。

第2部 酒蔵(ふく蔵 カフェ)で建築談議
時間:15:30(見学終了後移動)〜17:00
場所:ふく蔵(カフェ) 富久錦株式会社/加西市三口町1048

◎参考図書1:
『環境の時代と木造住宅』/日本建築士会連合会著/
日経BP社/2,625円

通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。
http://www.nanyodo.co.jp/

見学の後、近くにある富久錦株式会社の酒蔵を利用した「ふく蔵(カフェ)」に
移動して、談議をします。
見学の感想と上記図書の第1章課題編「木造住宅の7つの課題 三澤文子
(岐阜県森林文化アカデミー教授)」P30〜52の内容を中心に
話したいと考えています。

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
場所など詳しい内容をお知らせします。
担当 山田:katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


―――建築談議039(建築本Are Koreあれこれ)の案内―――
                            
月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

今回の建築談議は、山(林業)の抱える問題、職人の技術の継承の問題について
学んで、それらに対する建築士としての取り組みを考えたいと思います。

個人的に林業家と組んでの家づくりを考えているのですが、まだ実現はしていません。

いろいろなハードルがあることが見えて来ました。
全国各地の取り組みを紹介している本が、日本建築士会連合会から出ているのを、
見つけたので、士会のメンバーで談議したいと思います。

■建築談議No.039:「地産地消の木造住宅について 」

  平成21年8月24日(月曜日)19:00〜
小林さんの事務所(小林和夫+片山雅之 建築設計事務所)
姫路市飾磨区清水2丁目103番地 高島ビル2F         

◎参考図書1:『環境の時代と木造住宅』/日本建築士会連合会著
          /日経BP社/2,625円

  「エコ・マテリアル」として国産材、地域材が注目を集めている状況を追い風に、

 「地産地消」の 木造住宅づくりに挑戦している全国各地の建築士の取り組み事例
  を紹介。「環境貢献度」を表す新たな指標を示し、大工・工務店との連携や消費者
  向けの情報発信方法なども含め、わが国の木造住宅の将来性と課題を浮き彫り
  にする。建築士会による建築士継続能力開発(CPD)制度認定教材。
   ■目次
   ・第1章 課題 編
    座談会
     なぜ今、地産地消の木造住宅なのか(第1部)
     国産材の普及を阻む流通、設計、施工の壁とは
     三澤文子、六車昭、和田善行、藤本昌也
    木造住宅の7つの課題
    木造住宅、復権への道筋
    設計者は都市と山を結ぶデザインを

  ・第2章 実践 編
    取り組み.1 広島
     暮らし、森、家づくりを結ぶ緩やかなネットワーク
     ひろしま木の家づくりのネットワーク 木の香る住宅工房
    取り組み.2 静岡
     「サロン」で育む時間をかけた家づくり
     森とすまいの会
    取り組み.3 長野
     南信州のスギのブランド化を目指す
     伊那谷の森で家をつくる会
    取り組み.4 徳島
     暮らしとともに成長する「サンゲンカク」の提案
     UN建築研究所、木と家の会、とくしま山・すまい・まちネット

  ・第3章 提言 編
    座談会
     なぜ今、地産地消の木造住宅なのか(第2部)
     住まい手にわかりやすく伝えるために
    取り組み.5 研究
     国産材の「環境貢献度」を示す指標「ウッドマイルズ」
     ウッドマイルズ研究会
    取り組み.6 検証
     「説明できる」技術を学び、活用できる場を求めて
     大工塾
    インタビュー/地域材の活用と構造上の課題
     材の特性を踏まえて構法を考えて欲しい
     山辺豊彦

 

 通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。
http://www.nanyodo.co.jp/

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

 
※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


―――建築談議038(建築本Are Koreあれこれ)の案内―――

月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

今回の建築談議は、前回から引き続きで、内藤廣氏の『建築的思考のゆくえ』
を採り上げます。

6月の談議は、普段より多い7名で話しました。
建築談議には、初めての参加の方や、兵庫県立大学の学生も参加とにぎやかな場に
なりました。

(談議の様子が伝わるようなことを書こうと思案していて、)
案内が遅くなりましたが、都合の付く方は是非参加してください。

 

■建築談議No.038:「高知県立牧野植物園の設計者 内藤廣氏について パートU」

 

  平成21年7月16日(木曜日)19:00〜
小林さんの事務所(小林和夫+片山雅之 建築設計事務所)
姫路市飾磨区清水2丁目103番地 高島ビル2F         

◎参考図書1:『建築的思考のゆくえ』/内藤廣著 /王国社/1,995円

現在東京大学土木工学(社会基盤学)教授でもある内藤廣が、内と外を
    つなぐ開かれた建築の実践と思考の軌跡を余す所なく吐露する注目の書。
大地と一体化し共に環境を育むような、建築の可能性を問う。
目次
I 建築と土木をつなぐもの
II 建築へのまなざし
III 風景を旅する
IV 風と時間、地形と物質
V 建築家の生きざま

 

 通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。
http://www.nanyodo.co.jp/

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

 
※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


―――建築談議037(建築本Are Koreあれこれ)の案内―――
                            
月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

先日の講演会、スタッフの皆様ご苦労様でした。
古谷先生の話は、表面的なデザインの話ではなく、建築の本質を見直して
形にしていく考え方を話され、とても刺激を受けました。
話し方が丁寧で、整理されていてわかりやすかったと思っています。
講演会後の懇親会、打ち上げ、3次会と参加していただき、最後ホテルへの
タクシーを見送ったのは深夜1時頃だったのでは・・・

古谷先生を講師に呼ぶことになったのは「建築談議」で『Shuffled
古谷誠章の建築ノート』を採り上げたのがきっかけです。
来年も素敵な建築家にめぐり合うことが出来ればなぁと考えてます。

今回の建築談議では、高知見学会で見学した高知県立牧野植物園を
設計された内藤廣氏を採り上げます。

本の内容だけでなく、見学した建物の感想なんかも話しましょう。

『建築的思考のゆくえ』は、かなり前に読んでいて、いつか談議にと
考えていた本です。

今回は第1章(〜P58)について話しましょう。
第1章 建築と土木をつなぐもの 
  ・建築は時間の流れの中で生まれる
  ・建築には環境との応答関係が必要である
  ・デザインのDNAを移植する
  ・50年後、100年後を見すえながら設計する
  ・入札しない施工者選定方法の試み
  ・大地と格闘するデザインの戦場

僕の気に入っている箇所の抜粋です。

P18・・・・「シャドーワーク」を僕なりに解釈すると、たとえば、自分の家を
掃除するのに、ものすごくきれいにすることもできる。ちょっと汚れていても
いいといって済ますこともできる。どちらでも、人間は生きていける。
けれども、すごくきれいにしようとすると、手間ひまがかかる。そうさせるのは、
生活に対する「文化」なんです。それが、貨幣価値にのらない「シャドーワーク」
ということです。
  実は、建築というのは、この「シャドーワーク」の集積なんです。建築家や
現場の人たちだけでなく、あらゆる人の一見、無駄に思えるような、無償の
努力の積み重ねだと思います。・・・・・・

山田克幸

■建築談議No.037:「高知県立牧野植物園の設計者 内藤廣氏について」

  平成21年6月17日(水曜日)19:00〜
小林さんの事務所(小林和夫+片山雅之 建築設計事務所)
姫路市飾磨区清水2丁目103番地 高島ビル2F         

◎参考図書1:『建築的思考のゆくえ』/内藤廣著 /王国社/1,995円

現在東京大学土木工学(社会基盤学)教授でもある内藤廣が、内と外を
    つなぐ開かれた建築の実践と思考の軌跡を余す所なく吐露する注目の書。
大地と一体化し共に環境を育むような、建築の可能性を問う。
目次
I 建築と土木をつなぐもの
II 建築へのまなざし
III 風景を旅する
IV 風と時間、地形と物質
V 建築家の生きざま

 

 通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。
http://www.nanyodo.co.jp/

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

古谷さんの新しい本が出版されています。そのうち談議で・・・

 ◎『がらんどう』/古谷誠章著 /王国社/1,995円

   出世作アンパンマンミュージアムから、2007年日本建築学会賞作品賞の
    茅野市民館まで、また住宅では処女作狐ヶ城の家から自邸ジグハウス・
    ザグハウスまで、一貫して大らかな空間の使い方と全体に漂う居心地よさ
    にこだわり続けて来た気鋭の建築による初の論集。創造的修復という視点
    から展開したカルロ・スカルパ論も加え、20年におよぶ自作の軌跡と思考の
    過程を写真を交えて丹念に追う。

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。

 


―――建築談議036(建物見学会TO高知)の案内―――

建物見学会 TO 高知 (建築談議036報告)はこちら

月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

5月16日(土)の建築家講演会の講師が、 古谷誠章氏に決まりました。
<(社)兵庫県建築士会姫路支部の総会終了後、講演会を開催>

4月1日の古谷誠章氏についての建築談議035の中で、古谷氏が設計
された建物を見学をしようという話が出ました。

遠いのですが、高知県のアンパンマン・ミュージアム等の見学を企画しました。
談議が盛り上がってその延長で建物を見に行こうという感じの見学ツアーです。
あまり、大掛かりな準備も予定していなく、車を出せる人が車を出して、
乗り合いで、休日ETC割引を利用して、日帰りで高知まで行こうと思っています。
講演会の手伝いをしてくれる学生も参加の予定です。

建築士会の活動に興味がある方であれば、会員でない方の参加も歓迎です。

日時:4月26日(日) 8:00頃 姫路出発
             21:00頃 姫路着(予定)

見学予定:香北町立やなせたかし記念館 
     アンパンマンミュージアム/詩とメルヘン絵本館(古谷氏設計)
       高知県立牧野植物園(内藤廣氏設計)  

交通:車数台 
参加費:交通費は姫路支部より補助
      入館料、食事代は各自実費

参加希望者は山田まで(katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp)連絡ください。
参加申出の締切:4月15日(水) 

参加者、人数などの申出状況をみて、車の段取り、集合場所などを決めて
参加希望者へあらためて詳しい内容を連絡する形をとります。

事前に講師の建物を見ることで、講演会がより有意義に
なると思います。初めての方も是非参加してください

 

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
    質疑なども山田まで、お願いします。
担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

 
※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


―――建築談議033(建築本Are Koreあれこれ)の案内―――

                            〈CPD対象勉強会〉

月に1冊、建築に関する本を読んで、その内容について話しませんか。 

先日の忘年会で、「参加してみたいのですが、どんな雰囲気ですか」と

聞かれました。この案内だけ読むと少し硬い感じがするのかもしれませんが、

実際は本の内容をきっかけに、「ああだ。こうだ。」と建築や仕事の話を

楽しんでいます。その中で、自分の意見を整理できたり、人の考え方に

影響を受けたり、いろいろな情報を交換できたりというのが、「建築談議」の

魅力かな。初めての方も、一度参加してみてください。

 

吉村順三氏の1978年の講演内容をまとめた本が出版されてたのを

見つけました。テーマは―私はなぜ建築家になったか―」

とても興味深い内容が、いくつも書かれています。

談議では、何度か採り上げている吉村氏ですが、この本もいろんな話の

ネタになると思っています。

吉村さんの話された言葉で書かれているので、とても読みやすい本です。

 

 

■建築談議No.032:「吉村順三氏について―私はなぜ建築家になったか―」

 

1月21日(水曜日)19:00〜の建築談議の会場を変更します。

山田克幸建築設計事務所(←小林さんの事務所を変更)

  姫路市岩端町122−1フィールトレイン108号室

   TEL079−299−5788         

場所等わかりにくい方は、山田まで直接連絡ください。

   E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

 

◎参考図書1:『火と水と木の詩 私はなぜ建築家になったか』/

         吉村順三著 /新潮社/2,310円

   数多くの優れた住宅を手がけ、日本の風土と文化に根ざした建築に

  こだわり続けた吉村順三。日本を代表する建築家が、子ども時代や

  修行時代のこと、建築家の役割、設計の具体的なテーマなど、自身と

  自らの建築哲学を語り尽した、1978年の貴重な講演録。

   本書のテキスト部分は、その岐阜県での講演に際し発行されたものに、

  若干の訂正と註、図版を加えて新たに編集されたもの。

   住宅の名作として知られる自邸「南台の家」の撮り下ろし写真も収録。

  ■目次

  ・1.私はなぜ建築家になったか

    陣地あそび/家に対する関心の芽生え/帝国ホテルとの出会い/

    建築を学ぶ決心/ 岡田信一郎先生との出会い/美術学校時代/

    学生時代の海外旅行/ 日本伝統建築の再発見/アントニン・

    レーモンドとの出会い

  ・2.修行時代

    建築設計の第一歩/図面の大切さ/本物の建築とは?

    (コロニアル建築)/アメリカでの設計活動/プランと高さ関係の発見

    /日本建築の天井高

  ・3.日本での設計活動

    グリッドは運命的である/日本建築が近代建築に影響を与えた/

    土地に生まれた建築こそ本物/建築は本能的に人間をひきつける/

    設計の基本は住宅から

  ・4.建築家の役割

    建築の仕事は欲得なし/建築家への信頼は教育にあり/建築創作

    の喜びと責任/ 設計は自分の責任で自分の為に/自然と交流する形

    /商業主義と建築/建築は人間の精神安定剤/建築家は自然から

    学ぶ/デザインとは温故知新/血でつながっている伝統建築との絆/

    自然と伝統の中に息づく建築

  ・5.一問一答

    愛知県立芸術大学の設計にあたって/奈良国立博物館の設計に

    あたって/ポカンティコヒルの家(ロックフェラー邸)/建築と風土の

    係わり合い/住宅の設計について一言/形態思考について/自然

    との係わり合い/環境とデザイン/建築の使われ方

  ・6.夕食会にて

    若い建築家の独立/アメリカの建築界/吉村設計事務所のシステム

    設計者と施主/設計事務所の分業について/設計手法/愛知県立

    芸術大学について/遠藤邸(岐阜市)/ファイヤー・プレイスの設計/

    建売住宅と建築家の役割/建築行政について/日本人の建築意識

    /現代建築について/建築と環境/建築をめざす人々に

  ・南台の家

 

 通販の南洋堂書店ウェブショップ等で注文できます。

http://www.nanyodo.co.jp/

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。

担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

 

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。

※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。