建築談義
2010年

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――建築談議052(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

姫路でも、建築について議論する場をつくりたいと考えて、始めた建築談議。
毎月1冊の本を読んでくることで、話題を共有して、参加者の間で意見交換をしています。
はじめての方の参加も歓迎です。一度、山田まで連絡ください。


■建築談議No.052:「下流思考U」

   平成22年11月17日(水曜日)19:00〜
   山田克幸建築設計事務所(姫路市岩端町122−1)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

  ◎参考図書1:『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち』/内田樹 著/講談社/1,470円

  ◎参考図書2:『街場のメディア論』/内田樹 著/光文社新書/777円



※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議051(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

姫路でも、建築について議論する場をつくりたいと考えて、始めた建築談議。
毎月1冊の本を読んでくることで、話題を共有して、参加者の間で意見交換をしています。
はじめての方の参加も歓迎です。一度、山田まで連絡ください。



■建築談議No.051:「下流思考」

   平成22年10月27日(水曜日)19:00〜
   山田克幸建築設計事務所(姫路市岩端町122−1)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

  ◎参考図書1:『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち』/内田樹 著/講談社/1,470円

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
  担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議050(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

姫路でも、建築について議論する場をつくりたいと考えて、始めた建築談議。
毎月1冊の本を読んでくることで、話題を共有して、参加者の間で意見交換をしています。
はじめての方の参加も歓迎です。一度、山田まで連絡ください。

※報告

平成22年8月5日(木曜日)19:00〜
建築談議No.049:「ライフスタイル考PART4」を『住まいのりすとら』を使って行いました。参加者3名

東京では、多様なライフスタイルの存在に対応した新たな仕事が生まれています。
これまでの不動産会社が見向きもしなかった物件に着目して話題になっている「東京R不動産」
他人同士で住宅をシェアする機会をマッチングする「ひつじ不動産」どちらもネットを利用して新しい形の仕事をつくっています。
姫路では、ニーズがあるのか?今後、地方にも広がってくるのか?
将来の自分たちの仕事とこれらの現象はどう関係してくるか?
などいろいろな話が出来ました。

※案内

日経アーキテクチュアで「変革の50冊」という記事の中から『「新しい郊外」の家』という本を選びました。

「読むと元気になる1冊」の第1位

偶然にも談議で取り上げた東京R不動産を立ち上げた馬場正尊氏が千葉の海辺に建てた自邸についての話。
積極的に郊外に暮らす「新しい郊外」という考え方、都心との二拠点生活を提案しています。
馬場氏の都市や建築に対しての考え方が述べられている「第5章「新しい郊外」の建築を求めて」について意見交換したいと考えています。

 

■建築談議No.050:「ライフスタイル考PART5」

  平成22年9月15日(水曜日)17:30〜   ※開始時間がいつもより早くなっています。
  山田克幸建築設計事務所(姫路市岩端町122−1)

   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

◎参考図書1:『「新しい郊外」の家』/馬場正尊 著/太田出版/1,554円

「東京R不動産」のディレクターにして建築家の馬場正尊が自分の体験をもとに提案する、素直な家づくりと「新しい郊外」の生活。
ふと郊外の可能性に気づき、勢いで房総の海辺に土地を買い、家を建て、都心との2拠点生活を始めた建築家。
涙ぐましい資金調達から家族の関係に基づいた間取り設計、
彼のヴィジョンに共感する人びととの交流などにより浮き彫りになる日本の住宅問題、都市と郊外、働くことと生きること。
建築は人の人生さえも変える。

■目次
・第1章 房総に出会うまで
・第2章 房総の家づくりに悪戦苦闘する
・第3章 馬場家の歴史が生んだ房総の建築プラン
・第4章 いい家を適度な値段でつくる工夫
・第5章 「新しい郊外」の建築を求めて
・あとがき 明日、僕らは何処に住むのか。

※今後の予定

■建築談議No.051:  平成22年10月下旬予定

 ◎参考図書1:『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち』/内田樹 著/講談社/1,470円

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。

担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議049(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

姫路でも、建築について議論する場をつくりたいと考えて、始めた建築談議。
毎月1冊の本を読んでくることで、話題を共有して、参加者の間で意見交換をしています。
はじめての方の参加も歓迎です。一度、山田まで連絡ください。

※報告

平成22年7月1日(木曜日)19:00〜
建築談議No.048:「手描きにしか、できないことがある」を行いした。参加者8名(内学生2名)

藤本さんに、これまで描かれたスケッチブックやパース作品をたくさん持って来て頂きました。
旅先でのスケッチや海外で受賞された作品は素敵で感動しました。
それよりも興味深かったのは、住宅設計の打合せ時に、目の前でスケッチを描きながら、どういう家になるか説明・確認していくと、
施主はすぐに納得されて仕事がスムーズに進むというお話。
そういうことが出来るのは、普段から手を動かして考えることが大切だということを再確認できました。

さらに、透視図、添景の描き方、影の付け方なども教わりました。

 

※案内

先日「ライフスタイル考 PART2」と題して、『住まいのりすとら』を使っての談議をしました。  参加者3名
引き続き「ライフスタイル」について考えていきたいと思います。
建築関係ほか様々な領域からゲストの講演+インタビューと
ルポルタージュ・サーベイをまとめた『住まいのりすとら』を使っての談議とします。

今回は、

第6章 視点20 インタビュー「東京R不動産」
第7章 視点21 インタビュー「ネット時代の居住系マッチング・サービス」
視点23 インタビュー「成熟した郊外住宅地に根付く居住系設計拠点」

を範囲とします。

東京では、多様なライフスタイルの存在に対応した新たな仕事が生まれています。それらがいろんな地方へと広がりつつあります。
その辺りのことを意見交換したいと考えています。

■建築談議No.049:「ライフスタイル考PART4」

   平成22年8月5日(木曜日)19:00〜
   山田克幸建築設計事務所(姫路市岩端町122−1)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

◎参考図書1:
『住まいのりすとら』/鈴木毅・西田徹・松村秀一・佐藤孝一/ライフスタイル研究会 編著/東洋書店/2,940円

「ライフスタイル」を調べたら、「りすとら」される住まいが見えた。「様々な事例を取材してきて感じるのは、今、ある種の「組み換え」が起こっていることである。
単に住まいが多様になったというより、近代的な居住地の計画論や住まい方の再構築(リストラクチュアリング)が起こっている」(本文より)

本書は、建築関係ほか様々な領域からゲストを招き、講演+インタビューで構成された「ライフスタイルを見る視点」と、
ルポルタージュ・サーベイを中心にした「ライフスタイル考現行」を柱とし、つかみどころのない「ライフスタイル」という言葉の様々な展開を描き出す目的で
構成されている。(社団法人 住宅生産団体連合会による「住宅・すまいweb」中の連続企画を書籍化したもの)

■目次
・はじめに/プロデューサーから一言
 手ごわいけど「ライフスタイル」が気になってきた 松村秀一
 居方・ライフスタイル・建築計画 鈴木毅
 個人のライフスタイルから「まち」の多様性が見たい
・第1章 ライフスタイルを思考する
 視点1 講演「男の家→女の家→性別のない部屋→次世代的な部屋の集まり方」
 視点2 講演「女性購入者から見えるマンション市場動向」
 視点3 講演「ついていく父親」
 視点4 講演「変容する型の再発見」
 考現行1 インタビュー「沖縄移住者三人のライフスタイル」
・第2章 ライフスタイルと住宅デザイン
 視点5 講演「再生エコハウスに暮らす」
 視点6 講演「マンション購入者のためのデザインパートナーズシステム」
 視点7 講演「変わる家族と変わる住まい」
 視点8 座談会「高齢者のための住まい」
 考現行2 アンケート「コンバージョン住宅をどう思いますか」
・第3章 ライフスタイルと社会問題
 視点9 座談会「ワーキングマザーの子育て」
 視点10 インタビュー「独身者の住まい」
 視点11 座談会「留学生からみた日本の住まい」
 考現行3 サーベイ「まちを変えていくかも知れない女性のライフスタイル」
・第4章 「つくる生活」のライフスタイル
 視点12 インタビュー「DIYの広がり」
 視点13 講演「食空間の使われ方」
 視点14 講演「私の(日常)大工仕事」
 考現行4 座談会「DIYというライフスタイルを調べてみよう」
・第5章
 視点15 座談会「郊外の持続可能性」
 視点16 座談会「犯罪予防とまちづくり」
 視点17 ルポルタージュ「当別田園住宅プロジェクト」
 考現行5 ルポルタージュ「四十年目の郊外住宅地」
・第6章 都市居住の多様なライフスタイル
 視点18 講演「コロニーガーデン」
 視点19 インタビュー「現代京都の生業の場」
 視点20 インタビュー「東京R不動産」
 考現行6 サーベイ「ライフスタイル・住まい方を可視化する」
・第7章 ライフスタイルを支える専門家

視点21 インタビュー「ネット時代の居住系マッチング・サービス」
 視点22 座談会「次代の住宅メーカーが目指す新機能」
 視点23 インタビュー「成熟した郊外住宅地に根付く居住系設計拠点」
・おわりに

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。

担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議047(横内敏人建築設計事務所アトリエ見学)の案内――

5月25日「ライフスタイル考 PART3」と題して、『住まいのりすとら』を使っての談議をしました。
いろいろな話が飛び出して盛り上がり、22時頃まで談議。

家族や住まいのモデルが変化していく中で、これからの建築士の在り方なども議論しました。
その後の雑談は23時半まで・・・

参加者3名

 

先日の建築家講演会の懇親会の席で、横内先生にお願いしていた
横内敏人建築設計事務所のアトリエ見学が実現しました。

■建築談議No.047:「横内敏人建築設計事務所アトリエ見学」

  平成22年6月19日(土曜日)10:00姫路駅集合

  京都で昼食後、「横内建築設計事務所 若王子アトリエ」へ
   (http://www.yokouchi-t.com/works/11.html

参加希望者は6月4日(金)までに山田まで連絡ください。

定員10名程度

(希望者が多い場合は建築談議のメンバーを優先させて頂きます。
  建築士会へ入会を考えている方を誘ってもらえればとも考えています。
  兵庫県立大学の学生の有志も参加します。)

 

今後の予定(案)

■建築談議No.048:「手描きにしか、できないことがある」

6月下旬

◎参考図書1:『手塚貴晴の手で描くパース』/手塚貴晴著/彰国社/2,200円

 

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
  担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。

※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。

 


――建築談議046(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

先日「ライフスタイル考 PART2」と題して、『住まいのりすとら』を使っての談議をしました。(参加者3名)

引き続き「ライフスタイル」について考えていきたいと思います。
建築関係ほか様々な領域からゲストの講演+インタビューとルポルタージュ・サーベイをまとめた『住まいのりすとら』を使っての談議とします。

今回も、第1章、第2章を範囲としました。

「はじめに」より抜粋

イギリス3戸、ドイツ5戸、アメリカ7戸、そして日本10戸。・・・人口千人あたりの年間新築住宅戸数(2005年)である。
巷では「新築住宅の建設量は随分減った」という声が聞こえていたが、日本はまだまだ相当な勢いで住宅を建て続けていたという訳だ。
ただ、この勢いはもう続かないだろうというのが多くの関係者に共通する見解である。既存住宅の和が世帯数を遥かに上回り、
空家率も15%近くになりつつある。・・・何もこれまでのような勢いで新築工事を続けなくても、人々が生活するための床は十分にあるのだ。

このような社会的背景に対応できる考え方を探してみたい。

この本で取り上げているように、多様なライフスタイルの存在を認識することがきっかけになるのではと思っています。

 

■建築談議No.046:「ライフスタイル考PART3」

  平成22年5月25日(火曜日)19:00〜

  山田克幸建築設計事務所(姫路市岩端町122−1)

  参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

 

◎参考図書1:『住まいのりすとら』/鈴木毅・西田徹・松村秀一・佐藤孝一/ライフスタイル研究会 編著/東洋書店/2,940円

「ライフスタイル」を調べたら、「りすとら」される住まいが見えた。
「様々な事例を取材してきて感じるのは、今、ある種の「組み換え」が起こっていることである。
単に住まいが多様に なったというより、近代的な居住地の計画論や住まい方の再構築(リストラクチュアリング)が起こっている」(本文より)

本書は、建築関係ほか様々な領域からゲストを招き、講演+インタビューで構成された「ライフスタイルを見る視点」と、
ルポルタージュ・サーベイを中心にした「ライフスタイル考現行」を柱とし、つかみどころのない「ライフスタイル」という言葉の
様々な展開を描き出す目的で構成されている。(社団法人 住宅生産団体連合会による「住宅・すまいweb」中の連続企画を書籍化したもの)

■目次
・はじめに/プロデューサーから一言
手ごわいけど「ライフスタイル」が気になってきた 松村秀一
居方・ライフスタイル・建築計画 鈴木毅
個人のライフスタイルから「まち」の多様性が見たい
・第1章 ライフスタイルを思考する
視点1 講演「男の家→女の家→性別のない部屋→次世代的な部屋の集まり方」
視点2 講演「女性購入者から見えるマンション市場動向」
視点3 講演「ついていく父親」
視点4 講演「変容する型の再発見」
考現行1 インタビュー「沖縄移住者三人のライフスタイル」
・第2章 ライフスタイルと住宅デザイン
視点5 講演「再生エコハウスに暮らす」
視点6 講演「マンション購入者のためのデザインパートナーズシステム」
視点7 講演「変わる家族と変わる住まい」
視点8 座談会「高齢者のための住まい」
考現行2 アンケート「コンバージョン住宅をどう思いますか」
・第3章 ライフスタイルと社会問題
視点9 座談会「ワーキングマザーの子育て」
視点10 インタビュー「独身者の住まい」
視点11 座談会「留学生からみた日本の住まい」
考現行3 サーベイ「まちを変えていくかも知れない女性のライフスタイル」
・第4章 「つくる生活」のライフスタイル
視点12 インタビュー「DIYの広がり」
視点13 講演「食空間の使われ方」
視点14 講演「私の(日常)大工仕事」
考現行4 座談会「DIYというライフスタイルを調べてみよう」
・第5章
視点15 座談会「郊外の持続可能性」
視点16 座談会「犯罪予防とまちづくり」
視点17 ルポルタージュ「当別田園住宅プロジェクト」
考現行5 ルポルタージュ「四十年目の郊外住宅地」
・第6章 都市居住の多様なライフスタイル
視点18 講演「コロニーガーデン」
視点19 インタビュー「現代京都の生業の場」
視点20 インタビュー「東京R不動産」
考現行6 サーベイ「ライフスタイル・住まい方を可視化する」
・第7章 インタビュー「ネット時代の居住系マッチング・サービス」
視点22 座談会「次代の住宅メーカーが目指す新機能」
視点23 インタビュー「成熟した郊外住宅地に根付く居住系設計拠点」
・おわりに

 

今後の予定(案)

■建築談議No.046:「手描きにしか、できないことがある」

6月下旬

◎参考図書1:『手塚貴晴の手で描くパース』/手塚貴晴著/彰国社/2,200円

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。

担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。

 


――建築談議045(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

先日「ライフスタイル考 PART1」と題して、『三低主義』を使っての談議をしました。

参加者4名(内兵庫県立大学の学生1名)

引き続き「ライフスタイル」について考えていきたいと思います。
建築関係ほか様々な領域からゲストの講演+インタビューとルポルタージュ・サーベイをまとめた『住まいのりすとら』を使っての談議とします。

今回は第1章、第2章を範囲としました。

「はじめに」より抜粋

イギリス3戸、ドイツ5戸、アメリカ7戸、そして日本10戸。・・・人口千人あたりの年間新築住宅戸数(2005年)である。
巷では「新築住宅の建設量は随分減った」という声が聞こえていたが、日本はまだまだ相当な勢いで住宅を建て続けていたという訳だ。
ただ、この勢いはもう続かないだろうというのが多くの関係者に共通する見解である。既存住宅の和が世帯数を遥かに上回り、
空家率も15%近くになりつつある。・・・何もこれまでのような勢いで新築工事を続けなくても、人々が生活するための床は十分にあるのだ。
このような社会的背景に対応できる考え方を探してみたい。

この本で取り上げているように、多様なライフスタイルの存在を認識することがきっかけになるのではと思っています。

■建築談議No.045:「ライフスタイル考PART2」

 平成22年4月19日(月曜日)19:00〜

  「しょうあん」(姫路市材木町9)

  参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。

  駐車場は大手門駐車場などを利用してください。

◎参考図書1:『住まいのりすとら』/鈴木毅・西田徹・松村秀一・

佐藤孝一/ライフスタイル研究会 編著/東洋書店/2,940円

「ライフスタイル」を調べたら、「りすとら」される住まいが見えた。「様々な事例を取材してきて感じるのは、
今、ある種の「組み換え」が起こっていることである。単に住まいが多様になったというより、
近代的な居住地の計画論や住まい方の再構築(リストラクチュアリング)が起こっている」(本文より)

本書は、建築関係ほか様々な領域からゲストを招き、講演+インタビューで構成された「ライフスタイルを見る視点」と、
ルポルタージュ・サーベイを中心にした「ライフスタイル考現行」を柱とし、
つかみどころのない「ライフスタイル」という言葉の様々な展開を描き出す目的で構成されている。
(社団法人 住宅生産団体連合会による「住宅・すまいweb」中の連続企画を書籍化したもの)

■目次
・はじめに/プロデューサーから一言
手ごわいけど「ライフスタイル」が気になってきた 松村秀一
居方・ライフスタイル・建築計画 鈴木毅
個人のライフスタイルから「まち」の多様性が見たい
・第1章 ライフスタイルを思考する
視点1 講演「男の家→女の家→性別のない部屋→次世代的な部屋の集まり方」
視点2 講演「女性購入者から見えるマンション市場動向」
視点3 講演「ついていく父親」
視点4 講演「変容する型の再発見」
考現行1 インタビュー「沖縄移住者三人のライフスタイル」
・第2章 ライフスタイルと住宅デザイン
視点5 講演「再生エコハウスに暮らす」
視点6 講演「マンション購入者のためのデザインパートナーズシステム」
視点7 講演「変わる家族と変わる住まい」
視点8 座談会「高齢者のための住まい」
考現行2 アンケート「コンバージョン住宅をどう思いますか」
・第3章 ライフスタイルと社会問題
視点9 座談会「ワーキングマザーの子育て」
視点10 インタビュー「独身者の住まい」
視点11 座談会「留学生からみた日本の住まい」
考現行3 サーベイ「まちを変えていくかも知れない女性のライフスタイル」
・第4章 「つくる生活」のライフスタイル
視点12 インタビュー「DIYの広がり」
視点13 講演「食空間の使われ方」
視点14 講演「私の(日常)大工仕事」
考現行4 座談会「DIYというライフスタイルを調べてみよう」
・第5章
視点15 座談会「郊外の持続可能性」
視点16 座談会「犯罪予防とまちづくり」
視点17 ルポルタージュ「当別田園住宅プロジェクト」
考現行5 ルポルタージュ「四十年目の郊外住宅地」
・第6章 都市居住の多様なライフスタイル
視点18 講演「コロニーガーデン」
視点19 インタビュー「現代京都の生業の場」
視点20 インタビュー「東京R不動産」
考現行6 サーベイ「ライフスタイル・住まい方を可視化する」
・第7章 インタビュー「ネット時代の居住系マッチング・サービス」
視点22 座談会「次代の住宅メーカーが目指す新機能」
視点23 インタビュー「成熟した郊外住宅地に根付く居住系設計拠点」
・おわりに

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。

 担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp

 連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議044(建築本Are Koreあれこれ)の案内――

先日、建築家講演会講師の横内敏人氏が設計された「姫路市水道資料館 水の館」を見学して来ました。

参加者8名(内兵庫県立大学の学生4名)

型枠コンクリートブロック造の円筒形を組み合わせた建物で、雑誌で見る横内氏設計の木造住宅とは、雰囲気は違いましたが、
こじんまりとした資料館で、各展示室、ホワイエやスロープ、屋上、それぞれの空間に変化があって、心地いい建物でした。

「明るいところ、暗いところ、広い狭い、住宅は多様な空間があったほうがいい。(『住宅の手触り』より)」という、
横内氏の考え方が現われていると思いました。

見学後、会議室を借りて講演会の演題である「庭園住宅の設計手法」
について建築談議を行いました。

4月にも講演会に向けての勉強会を企画する予定です。

次回の建築談議は「ライフスタイル考 PART1」と題して、『三低主義』を使っての談議をします。
家族形態や生活スタイルの多様化、若い世代の価値観の変化(若者だけではないのでしょうが)など、
今、社会で起こっていることを考えておくという姿勢は、まちや建物、住宅に関わる上で
必要であると思っているので、採り上げました。

難しそうなことを書きましたが、本の内容は対談形式で読みやすいものなので、ぜひ一読して、参加してもらえればと思います。

兵庫県立大学の学生の参加を考慮して町家カフェ「しょうあん」で行います。

■建築談議No.044:「ライフスタイル考PART1」

  平成22年3月31日(水曜日)19:00〜
   「しょうあん」(姫路市材木町9)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。
   駐車場は大手門駐車場などを利用してください。

◎参考図書1:『三低主義』/隈研吾/三浦展/NTT出版/1,575円

       いま私たちはどのようなライフスタイルを選択すべきだろうか

キーワードは「三低」(低価格・低姿勢・低依存)である。
この数年、都市の生活文化が変わった。

大規模な再開発が進む一方、若者の間では下町志向が増えている。

ヒルズ流の「三高」(高価格・高姿勢・高依存)と、
下町流の「三低」・・低価格・低姿勢(かわいい)・低依存(エコ) 、この二極化が、現代日本の都市の現状である。

本書は、この「三低」という視点から都市と消費社会の現在を分析し、
新しい都市、建築、住宅のありかたと日本社会のあるべき姿を考える。

■目次
・第1章 三低の都市、建築って
 進歩の終わりの時代/二十世紀の都市の死と生
 モール化する世界には耐えられない/高圧的建築を超えて
 いるだけで楽しい町/コルビュジエの深層心理
 都市のファスト風土化/お笑い感覚を取り戻せ
 シンドラー自邸の「三低」な魅力/都市に混じりっ気がなくなってきた
「三低」の美学/アレグザンダーですら・・
・第2章 中古マンションをリノベして中古品だけで揃える
 隈研吾の原風景/モダンはもっと陰影に富んでいる
 旅行しない建築学生/移動がネガティブな意味に変質している
 普通の民家や商店のほうが面白い/「三高」で「三低」な宮脇檀
 郊外住宅地の限界/昼の都市から夜の都市へ
 私有主義的郊外からの脱却/建築が新しい雇用を生むには
 シンプル族の住み方
・第3章 借りる建築、借りる都市
 コーポラティブ賃貸住宅みたいなものがあるといい
 古いものを活かす/東京の風土、バナキュラーとは
 私生活にこもらないライフスタイル
 50年前は近代的なものがいいと思ったのに、今では全然違う
 死ぬための街、弱い人が幸せに暮らせる街
 隈研吾の賃貸住宅計画/記憶喪失型まちこわし
 郊外化が若者に与えた影響/脱ぎ捨てられる建築
 時間をシェアする住み方
・あとがき

 

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
  担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
  連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。


――建築談議043(「姫路市水道資料館 水の館」見学会)の案内――

先月、今年の建築家講演会講師の横内敏人氏について、建築談議を行いました。

参加者7名(内兵庫県立大学の学生3名)

ホームページに掲載されていた
『横内敏人の住宅設計・10のコンセプト』
『住宅設計についての私の考え方』
を読んで、横内氏の考え方や取り組みを勉強しました。

今回は横内氏の設計された「姫路市水道資料館 水の館」の見学を
計画しました。見学後、会議室を借りて談議の時間を持ちます。

講演会の演題は、「庭園住宅の設計手法」となりました。
上記演題に関係する横内氏の資料を集めました。
見学会参加者にはメールしますので、事前に読んでおいてください。

講演会の準備を手伝ってもらう兵庫県立大学環境人間学部の学生にも、
声をかけています。

事前に講師の考え方について談議することで、講演会がより有意義に
なると思います。初めての方も是非参加してください。

■建築談議No.043:「姫路市水道資料館水の館」見学会

  平成22年3月13日(土曜日)13:30現地集合

  「姫路市水道資料館 水の館」(姫路市豊富町豊富1849番地)
   http://www.city.himeji.lg.jp/water/

 

参加の連絡もらった方には資料を送ります。

  

◎参考図書1:『住宅特集2005年1月号 特集 庭と緑をめぐって』/新建築社
  横内氏設計作品『奥庭の家』解説「調和の象徴としての庭」掲載

◎参考図書2:『住宅の手触り』/松井晴子・文/山田新治郎・写真/扶桑社
  横内敏人 無駄のない、飽きのこない「普通の家」を求めて
  「前橋の家」「くぐり庭の家」

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
   担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
   連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。

※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。

 

予告

■建築談議No.044:「ライフスタイル考PART1」

  平成22年3月31日(水曜日)19:00〜
   「しょうあん」(姫路市材木町9)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。
   駐車場は大手門駐車場などを利用してください。

◎参考図書2:『三低主義』/隈研吾/三浦展/NTT出版/1,575円

       いま私たちはどのようなライフスタイルを選択すべきだろうか

キーワードは「三低」(低価格・低姿勢・低依存)である。
この数年、都市の生活文化が変わった。

大規模な再開発が進む一方、若者の間では下町志向が増えている。

ヒルズ流の「三高」(高価格・高姿勢・高依存)と、

下町流の「三低」・・低価格・低姿勢(かわいい)・低依存(エコ)

この二極化が、現代日本の都市の現状である。
本書は、この「三低」という視点から都市と消費社会の現在を分析し、

新しい都市、建築、住宅のありかたと日本社会のあるべき姿を考える。
■目次
・第1章 三低の都市、建築って?
  進歩の終わりの時代/二十世紀の都市の死と生
  モール化する世界には耐えられない/高圧的建築を超えて
  いるだけで楽しい町/コルビュジエの深層心理
  都市のファスト風土化/お笑い感覚を取り戻せ
  シンドラー自邸の「三低」な魅力/都市に混じりっ気がなくなってきた
「三低」の美学/アレグザンダーですら・・
・第2章 中古マンションをリノベして中古品だけで揃える
  隈研吾の原風景/モダンはもっと陰影に富んでいる
  旅行しない建築学生/移動がネガティブな意味に変質している
  普通の民家や商店のほうが面白い/「三高」で「三低」な宮脇檀
  郊外住宅地の限界/昼の都市から夜の都市へ
  私有主義的郊外からの脱却/建築が新しい雇用を生むには
  シンプル族の住み方
・第3章 借りる建築、借りる都市
  コーポラティブ賃貸住宅みたいなものがあるといい
  古いものを活かす/東京の風土、バナキュラーとは
  私生活にこもらないライフスタイル
  50年前は近代的なものがいいと思ったのに、今では全然違う
  死ぬための街、弱い人が幸せに暮らせる街
  隈研吾の賃貸住宅計画/記憶喪失型まちこわし
  郊外化が若者に与えた影響/脱ぎ捨てられる建築
  時間をシェアする住み方
・あとがき


―――建築談議042(建築本AreKoreあれこれ)の案内―――

今年5月の建築家講演会の講師は、横内敏人氏に決まりました。

住宅を中心に設計活動をされていて、作品は建築雑誌に多数紹介
されています。姫路市内にもいくつか設計された建物があります。

また、京都造形芸術大学環境デザイン学科の教授(副学長)と
して教鞭をとられています。

電話で直接横内氏に依頼したところ、「同じ建築関係者の仲間のため
に役に立てるのであれば」と快く講演を引き受けてくださいました。

談議では、講演会に向けて、本や雑誌を使った勉強会や市内の建物
(姫路市水道資料館水の館、城の西公民館など)の見学を計画して
いきます。

2月は『横内敏人の住宅設計・10のコンセプト』について談議します。
横内氏の考え方や取り組みを勉強しましょう。

また、横内氏に関する手持ちの資料(作品の掲載された雑誌や書籍など)
を持ち寄ってください。それを見て、ワイワイ話し出来ればと思います。

講演会の準備を手伝ってもらう兵庫県立大学環境人間学部の学生にも、
声をかけています。

会場は、学生の参加を考慮して町家カフェ「しょうあん」としました。

事前に講師の考え方について談議することで、講演会がより有意義に
なると思います。初めての方も是非参加してください。

■建築談議No.042:「建築家講演会講師:横内敏人氏について」

  平成21年2月17日(水曜日)19:00〜
   「しょうあん」(姫路市材木町9)
   参加される方には地図などで案内します。山田まで連絡ください。
   駐車場は大手門駐車場などを利用してください。

◎参考図書:『横内敏人の住宅設計・10のコンセプト』他
http://www.yokouchi-t.com/concept.html

横内敏人建築設計事務所のホームページ内に掲載されている
文章を使って談議をします。各自出力などして読んでおいてください。

◎『横内敏人の住宅設計・10のコンセプト』

1. 自然と一体感がある家
2. 家と庭は一体に設計する
3. 開口部を大切にする  
4. 自然素材に囲まれた生活
5. 家具は家に合うものを選ぶ
6. ひかえ目な外観と豊かな内部
7. 収納は十分に取る
8. 設備に頼りすぎない快適さ
9. 日本的なるものと西洋的・近代的なるものの融合
10. 建築としての住宅

◎『住宅設計についての私の考え方』住宅建築2002年2月号

◎『「和」の創造的あり方について』住宅特集2005年10月号

※ 参加される方は、山田まで連絡ください。
    担当 山田: E-Mail katsuyuki@mug.biglobe.ne.jp
   連絡先 079-299-5788(山田克幸建築設計事務所)

※ 建築談議の日時や会場などについて、ご意見お聞かせください。
※ 建築談議で採り上げたいテーマやおすすめの本があれば、提案してください。